肺がんサバイバー（患者本人・家族・知人・医療者もサバイバーとする広義の定義）としての立場から、肺がんと治療に関する正しい知識を持ち、（各領域のステークホルダーらと協業し）患者支援、がん啓発、がん医療環境の向上等の取り組みができる人材を育成します。
全国各地で開催されている、一般の方々向けの市民公開講座等では得られない深い学びの場がここにあります。
全国各地で開催されている、一般の方々向けの市民公開講座等では得られない深い学びの場がここにあります。
講座内容・公開スケジュール
| 0 | 公開 | オリエンテーション：講座の背景と目的 ～Beyond Border：「患者中心の医療」を言葉だけにしないために、職種を超えてできることとは？～ |
長谷川 一男 日本肺がん患者連絡会 |
|---|---|---|---|
| 1 | 7/7 | 肺がんの疫学・検査/診断、治療戦略の概要 ～日本の肺がん医療に起こったパラダイムシフト。今、我々が知っておくべき真実～ |
光冨 徹哉 近畿大学 呼吸器外科 |
| 2 | 7/7 | 肺がんの手術療法 ～21世紀の肺がんに対する手術の役割。ロボットの登場など、その未来予想図は？～ |
清水 公裕 信州大学 呼吸器外科 |
| 3 | 7/21 | 肺がんの放射線療法 ～みんなが知らない放射線治療の凄いところ。根治を目指した治療から緩和を目指した治療まで～ |
中山 優子 国立がん研究センター中央病院 放射線治療科 |
| 4 | 7/21 | 肺がんの薬物療法① 殺細胞性抗がん剤 ～もう役割を終えつつあるのか従来の抗悪性腫瘍剤（抗がん剤）？！その～役割と未来は？～ |
滝口 裕一 千葉大学 臨床腫瘍内科 |
| 5 | 8/4 | 肺がんの薬物療法② 分子標的薬を中心に ～夢の新薬と騒がれ登場した分子標的薬剤。肺がん治療の主役となった分子標的薬剤の今～ |
後藤 悌 国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科 |
| 6 | 8/4 | 肺がんの薬物療法③ 免疫チェックポイント阻害薬を中心に ～肺がんに対する免疫療法のウソ・ホント。巷の情報に流されない免疫療法を学ぶ～ |
中川 和彦 近畿大学附属病院 内科学腫瘍内科 |
| 7 | 8/18 | 肺がんとゲノム医療 ～保険適応にもなったがん遺伝子パネル検査。今後の肺がん医療をどう変えるのか？～ |
後藤 功一 国立がん研究センター東病院 呼吸器内科 |
| 8 | 8/18 | 肺がんにおける緩和ケア ～生存まで伸ばすと言われる緩和医療。診断初期からの緩和医療の意味とは？～ |
井上 彰 東北大学病院 緩和医療科 |
| 9 | 9/1 | 臨床試験とEBM・ガイドライン ～臨床試験・EBM・ガイドラインの意味は、意義は？標準的治療は「並み」の治療なのか？～ |
瀬戸 貴司 九州がんセンター 呼吸器腫瘍科 |
| 10 | 9/1 | ラップアップ：講義の振り返りと将来展望 ～Beyond Border：「患者中心の医療」を言葉だけにしないために、職種を超えてできることとは？～ |
長谷川 一男 日本肺がん患者連絡会 中西 洋一 北九州市立病院機構 |
受講期間（第2期LCAA）
2020年7月7日(火)～9月30日(水)
修了試験
2020年9月30日(水)までに、Web-Learning講義の視聴レポートを提出した受講生を対象に2020年10月2日(金)〜10月4日(日)の間、Web試験を実施し、期間内にご解答いただきます。
合否発表 2020年10月8日(木)